オペラ座の怪人のおすすめ度
文句なく最高。
序盤のThink Of Me(シンク・オブ・ミー)で号泣してしまうレベル。
オペラ座の怪人の、クリスティーヌへの愛情は正常のものではありません。
しかし、その想い自体は、純粋、純真であり、もしも怪人の容姿が醜いものでなければ、
あるいは、クリスティーヌを信じて、自分の姿を見せることができたら、
もしかしたら、結末は変わっていたのかもしれません。
どこか悲しい、感動作品だと思います。
自信を持っておすすめできる名作です。
オペラ座の怪人のあらすじ
同じオペラ座の怪人でも、いくつか年代ごとに分かれていますが
2004年版のオペラ座の怪人です。
※参考
出演:
ジェラルド・バトラー(ファントム)
エミー・ロッサム(クリスティーヌ)
パトリック・ウィルソン(ラウル)
ミランダ・リチャードソン(マダム・ジリー)
ミニー・ドライヴァー(カルロッタ)
19世紀末のパリにある、オペラ座の若手女優クリスティーヌは
自分の楽屋の裏から聞こえる「天使の声」の指導を受ける。
生まれながらの美貌と才能も加わって
オペラ座の主演となる力をつけていく。
そのオペラ座には謎の怪人が住み着いていて
月給2万フランと5番ボックス席の常時確保などを支配人に要求していた。
その怪人こそが「天使の声」の主であり、
クリスティーヌへの密かな想いのため、「天使の声」となり、クリスティーヌにアドバイスを与えていた。
天使の声の指導は適切で、オペラ座はいつもお客でいっぱいだった。
怪人が姿を現さないことには理由があり、
怪人は、生まれつき醜い姿をしており、さらにトラブルのため薬品が顔にかかってしまい
顔の半分ほどが壊死してしまっている。
なので、天使の声として、クリスティーヌへのアドバイスを行なうが
姿を現すことは決してなかった。
それで、オペラ座の地下にある水路に住んでいる、オペラ座の怪人(エリック)も満足だった。
クリスティーヌも「天使の声」の正体こそ知り得ないが
その適切な指導のおかげで成長できたことによる恩情と
天使の声の主が持つ才能への敬意を抱いていた。
そのままの状態が続くかと思われていたが、クリスティーヌには恋人がいた。
ラウル子爵である。
突然のラウルの登場に、怪人は嫉妬の念を抱く。
ラウルもまた、天使の声の主に嫉妬し、天使の声の謎を解こうとする。
オペラ座を舞台に、同じ女性に恋をした、
オペラ座の怪人と、ラウル子爵による、美しくも哀しい争いが行なわれていく。。